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HALion Symphonic Orchestra を使った次のチャレンジ


今日はちょっと小休止。

quarter_rest

以前「HALion Symphonic Orchestra はどこまでできるのか」シリーズで安価な?オーケストラ音源を使ってどこまでオーケストレーションが表現できるのか、無謀な初挑戦をしました。結果はまぁ、聴いてもらうのが一番いいのですが、初めてにしてはそれなりに表現できたのではないかと思っています。しかし、反省点や課題もたくさんありました。

■交響曲第9番ホ短調 Op.95(B.178) 「新世界より」-第2楽章:ラルゴ(家路)
yuhi http://musictrack.jp/musics/38724

一番の反省はオーケストレーションどうこうよりもミキシングの技術。この基本をきちんと押さえて打ち込まないと肝心なところでダイナミクスが確保できないとかソロパートを浮き立たせられないとか、芯のない全体的にもわもわした仕上がりになってしまいます。プロのCD製作の世界でも指揮者と同様、ミキシングのエンジニアの力量によってCDの良し悪しが変わってしまうようですね。

二番目は音源の限界を感じたこと。特に弦楽器群の微弱な表現は HALion Symphonic Orchestra では不可能と結論しました。ストリングスの1音1音の細部まで聴かせるようなパートでは、その音の入りでまずアンビエント感のない音が鳴り始め、その後、遅れてアンビエント(スーとかガサガサと言う音)が加わると言うなんともみっともない鳴り方をします。

最初に鳴るアンビエント感のない音は、音量的にも響き的にも乏しくソロとして聴かせるに耐えない音です。そして唐突に加わる独立したアンビエントが突然スーと鳴り始めて雰囲気をぶち壊しにします。特に、音量の小さな音はアンビエントが加わるまでの時間が長い傾向があります。

これを根本的に回避する方法はないようです。
ある程度ごまかして使うには Expression を調整してある程度許容できる鳴り方にした後、ミキサーのボリュームによって表現を付けるしかないようです。CC の1つである Volume を操作してもアンビエントの弊害からは逃れられないようでした。これは Cubase 5/6 どちらの HSO でも同じです。

決して音が悪いわけではありません。音源エンジンの設計アルゴリズムによる問題だと思いますが、なぜこのような仕様なのか?理解に苦しみます。少なくとも HALion Symphonic Orchestra 設計者のこの音源に対する情熱の度合いは理解できました。

さて、批判的なことを挙げた HSO ですが、全体的には良くできている音源です。特に Cubase 5/6 ユーザさんはこれが 12,500円で手に入るのですから間違いなくマストバイです。世の中にはたくさんの高級音源がありますが、私に言わせれば本当にクオリティとリアリティを必要とする楽曲を作る方以外、必要ないように感じます。HSO で十分「本物っぽい」オーケストレーションは組めます。

組めないとすれば、それは音源のせいではなく打ち込みの技術によるところでしょう。こういう場合は高級音源を手に入れても、多少個々の音が良くなってその場によりふさわしい音色が鳴るようにはなりますが、依然として曲全体のうそ臭さや理解してない感は残ったままになり、素人が街中で F1 カーを乗り回しているイメージになります。HALion Symphonic Orchestra とか Miroslav Philharmonik とか安価な音源でも十分使えますので、安易に高級音源に手を出さず、しっかりと足元を固めてから計画的に購入するのが良いと思います。

さて、高級音源を買えない僻みはこの辺にして、現在、私は HALion Symphonic Orchestra を使ってもう1曲チャレンジしています。と言うのも先ほど述べたミキシングの件をはじめ色々と反省点がありまして、それらを踏まえてもう一度 HALion Symphonic Orchestra の実力を確かめておきたいと思ったからです。

曲目は NHK 大河ドラマでもおなじみの「篤姫」オープニングテーマです。知名度も高く音楽的にも感動的で申し分ないし、短い曲の中にストーリーがあって聴く方も打ち込む方もありがたい楽曲です。

この曲のスコアを買おうと思ったら、なんと 5,000円もするんですね。高くてとても買えません。ですので勉強も兼ねて耳コピで作ることにしました。YouTube にもありがたい動画がアップされていますしCDもレンタルしまして、これらを聴いて頑張ってます。耳コピは1ヶ月ほど前に終わってまして曲の打ち込みをやっていますが、昨日一通りの打ち込みも完了し、現在は2順目の調整に入りました。

こういうことをやっていると分かるのは、長時間同じ音楽を聴いていると耳がバカになるってこと。自分の音楽がおかしいとは思わなくなってくるんですね。私は週末しか DTM をやっていませんので1週間空けて曲を聴くと、何でこれでいいと思ったの?ってことがしばしばあります。自曲を他人に聞かせる方はアップ前に1週間ほど寝かせるといいと思います(笑)。

BFD2 TRILIAN

と言うことでもう少ししたらオーケストラバージョンの「篤姫」をお聞かせできると思います。YouTube 動画にしてこのブログでも再生できるようにしたいな。そしてこれがうまくいったら HALion Symphonic Orchestra は卒業しようかなと思っています。ブログの内容もオーケストラ的な方向に傾いてきましたので、元々の Cubase 主体の内容に戻して行きたいですし、TRILIAN とか BFD2 とか CCC とか、紹介したい音源もいっぱいあるんですよね。もちろんオーケストラ音源も横目で睨みつつですけどね。

それでは今後にご期待ください。




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最新コメント

Ewql買うならまずメモリ増やすでしょ……。
あと、マルチモニターするならi7でも7000円くらいのグラボをつけた方がいいと思います。

05/22 17:22 

初めまして。
Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
情報収集

05/18 23:23 Ryu

小さな動きがあるだけでも、動物使いさんがご健在だと伺うことができ嬉しく思います。
このコメントがプレッシャーになってしまっていたらすみません。
月並みな言葉です

05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

Ivory II Italian Grandは
別のピアノ音源の比較と同じ設定なんですよね?
こちらではとてもリアルで、ほうほうこれがItalianなのかと思ってしまいます
低音が上手なの

06/06 03:00 reira

1上等なデジタルグランドピアノという感じの音
2ちょっとこもったような音色。とにかく暗い、表現は豊か
3重厚な感じで透明感がある、演奏はやや平坦、余韻が綺麗

06/06 02:43 reira
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