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Ivory II Italian Grand の機能紹介


Ivory II はピアノの持つほとんどの機能を再現すべく作られているのはこのブログでご紹介している通りです(こちらから)。今回はそれらの機能が Ivory II の中でどのように実現されているか見てみましょう。

■Ivory II の画面構成

Ivory II は4つの画面から構成されています。
Session 音源の設定画面。メモリの使用量やベロシティカーブ、チューニングなどを設定する。
Program ピアノの設定画面。打鍵・ペダルノイズ量、各種レゾナンス量、ピアノの蓋の開け具合などを調整する。
Effects エフェクト調整画面。イコライザ、コーラス、アンビエントの調整を行う。
Preferencesバージョンの確認画面。

Session.png

Session 画面ではご覧の通り、ピアノ音源としての各種設定がまとめて行えるようになっています。
ピアノの音色プリセットもこの画面(右上)で選択できます。プリセットはクラシック、ジャズ・ポップスなどの雰囲気に合わせたものからシンセパッドを加えたアンサンブルまで20種類以上から選べるようになっています。
さて、ではこの画面の代表的な機能を紹介しますね。
Memory Useメモリ使用量の設定。メモリに余裕がある場合は大きめに。
Voices同時発音可能数。たくさんのキーを同時押下するなら大きめに。
Half Pedalingダンパーペダルを踏むか離すかではなくダンパーペダルの滑らかな変化を追従するモード。当然 MIDI(演奏楽器)側も対応している必要があるので注意。
Ovtaveオクターブシフト設定。ピアノの全キーを備えない小さなキーボードを使用する場合などは曲に合わせてシフトさせるとよい。
Transpose移調設定。半音ずつ上がったり下がったり。私の大好きな機能(笑)
Fine Pitch100シフトさせると半音上がる(下がる)。
A4 Pitch基準音 A4 のピッチを設定する。演奏前に他の楽器と合わせましょう。
Silent Key Vel新機能!ピアノってとてもソフトにタッチした場合は音が鳴らないんですが、そのレベルを再現するための設定です。現代音楽では無音でキーを押さえ、そこに別の音を加えたときに得られる無音キーとの共鳴を演出するような音楽もあり、Ivory II ではそれすらも再現できます。
Tunig一般的な平均律と「stretch」と呼ばれるコンサート・チューニング技術者数名が実際にチューニングを施した「より自然な」チューニングが選べる。ソロのときはお勧め。
Tuning Table自分自身のチューニングを設定したり保存もできますよ。
Arc Type画面右のベロシティカーブの調整を行う。中域を厚くしたり、お使いの MIDI キーボードとの設定に合わせて調整しましょう。

Program.png

Program 画面は Ivory II のメイン画面です。ピアノ鍵盤をクリックするともちろんその音が鳴ります。
Ivory II の売りの1つである新機能、各種レゾナンス(共鳴)の設定もここで行えます。レゾナンスの度合いはプリセットから選べて、それを元に簡単に調整をかけられるようになっています。 下の表に紹介する各種機能の他にも画面右にある「Synth Layer」機能でピアノ音のバックにうっすらとストリングシンセを加えて雰囲気を追加するようなことも出来ます。Ivory II を購入した当初は邪道な機能だと思っていたのですが、使ってみるとなかなか面白くて今ではありかなと思っています。

Sustain Resonanceサステインペダルが踏まれ、ダンパーが弦から離れた状態においてピアノの弦と響板によって生まれる共鳴の量を調整します。
Sympathetic ResonanceSynthogy 社独自技術であるハーモニックレゾナンス(弦の共鳴による振動現象)の量を調整します。深~い音になります。
Pedal Noiseペダルを踏んだときのノイズ量を調整します。やりすぎるとスコスコ耳障りになりますのでほどほどに(笑)。
Release鍵盤を離してから音が消えるまでの長さを設定します。規定値より少し長めがお勧め。
Key Noise打鍵時のクッションノイズ。お好みで調整してください。
Timbre音の明るさ設定。+99 が最高値でデフォルトレコーディング状態。値を下げると音が暗くなります。
Dynamic Range音量幅の設定。ピアノソロなんかでは少し高めに、ミックス時には低めにすると吉。あまり上げすぎるとダメ。
Trim発音された音が Ivory II のエフェクトに渡される前のゲイン設定です。エフェクト設定にあわせて調整してください。
Stereo Width音の広がり感の調整。Stereo Perspective と合わせて使ってください。
Lid Position蓋の開け具合。落ち着いた暖かい曲なんかは蓋を閉めたりします。よく分からなければ全開で!(笑)
Timbre Shift結構ハイテクな新機能なんですが、まぁチェンバロみたいな音にしたければプラスに、落ち着いた暗い音にしたければマイナスへどうぞ。
Stereo PerspectivePerformer なら低音が左で高音が右、Audience ならその逆です。特に理由がなければ Performer で使ってください。
Release Samples鍵盤から指が離れた時にダンパーが弦に戻る音。OFF にするとメモリ使用量を大幅削減できる。アンサンブル曲なら OFF がお勧め。
Soft Pedal Samplesソフトペダルを使用しないなら OFF にすることでメモリ使用量を削減できます。

Effects.png

Effects 画面では Program で設定した音色にさらにエフェクトを加えられます。
イコライザとコーラスとアンビエンスがあるのですが、ピアノとして鳴らすなら基本、どれもデフォルトで十分だと思います。
ミックス時にピアノの個性を調整したい場合にさりげなく手を加えるぐらいが良いかと。
コーラスなんかは ON にするとクラビノーバみたいになりますので、自身の音楽に合わせて選択してください。
アンビエンスも「ルーム」から「コンサートホール」まで7つほどの一般的なアンビエンスが収録されています。メインリバーブは FX トラックでかけるとして、うっすらと雰囲気を持たせる程度にするのがよいかと。もちろんソロやスタンドアローンで使用する場合はガツンと掛けちゃっても言いかと思います。

Preferences.png

Preference 画面は主にバージョンの確認ですので特にご紹介しなくても良いでしょう。

■スタンドアローンでも起動できる!

IvoryIICantabileProgram.jpg

Ivory II には「Ivory Cantabile」と呼ばれるスタンドアローンツールが付属しています。これを使えば DTM/DAW ソフトをいちいち立ち上げなくても単体で Ivory II を使用できてライブ演奏などに便利です。
Ivory Cantabile では Ivory II Plug-In の全ての機能が使えるだけでなく、メトロノームを鳴らしたり演奏を録音できたりします。手軽に演奏するにはもってこいだと思います。自宅にキーボードはあるけどピアノの音に満足できないような方も、これならキーボードが本格的なピアノ楽器に変身しますよ!もちろんペダルやベロシティレイヤーに対応したキーボードがお勧めです。




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最新コメント

Ewql買うならまずメモリ増やすでしょ……。
あと、マルチモニターするならi7でも7000円くらいのグラボをつけた方がいいと思います。

05/22 17:22 

初めまして。
Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
情報収集

05/18 23:23 Ryu

小さな動きがあるだけでも、動物使いさんがご健在だと伺うことができ嬉しく思います。
このコメントがプレッシャーになってしまっていたらすみません。
月並みな言葉です

05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

Ivory II Italian Grandは
別のピアノ音源の比較と同じ設定なんですよね?
こちらではとてもリアルで、ほうほうこれがItalianなのかと思ってしまいます
低音が上手なの

06/06 03:00 reira

1上等なデジタルグランドピアノという感じの音
2ちょっとこもったような音色。とにかく暗い、表現は豊か
3重厚な感じで透明感がある、演奏はやや平坦、余韻が綺麗

06/06 02:43 reira
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