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インストゥルメントトラックと MIDI トラック


この2つの違いが分かるでしょうか?
DTM/DAW において、入力トラックは3種類あります。

 ①オーディオトラック
 ②インストゥルメントトラック
 ③MIDI トラック

①はオーディオデータを食わせれば良いことはすぐに分かると思いますが、初心者の方は②③の違いがよく分からないかもしれません。かく言う私も Cubase を買ったときは分かりませんでした(笑)。今日はその違いについてお話してみます。

まず、①②③のうち①はオーディオデータ用のトラックであり、②③は MIDI データ用のトラックです。MIDI がよく分からない方はこちらを参考にしてください。MIDI だけでなく、DTM/DAW について動画で分かり易く解説してくれています。で、MIDI データ用トラックとして②インストゥルメントトラックと③MIDI トラックがあるわけですね。なぜ2つもあるんでしょうか。

究曲.com:http://www.kyuukyoku.com/course/dtm/

■まずは MIDI トラックについて理解する

MIDI とは簡単に言えば音の鳴る時間・長さ・高さ(音程)を並べたデータです。重要なのは「何の楽器で演奏するか」は全く関係ないということです。言ってみれば楽譜のようなもので、これを誰が歌っても演奏しても良いのです。つまり MIDI トラックはそれだけでは音が鳴らないので、何かの楽器(音源)を別途指定してあげないといけないのです。面倒ですね。

■インストゥルメントトラックは?

「インストゥルメント」とは楽器(音源)のことで、インストゥルメントトラックとは簡単に言えば MIDI トラックに楽器がセットになったトラックです。ですからインストゥルメントトラックを選択して、そこに好きな音源をアサインすればいい。そして MIDI データを編集すればその楽器の音で鳴ります。演奏したい楽器を選んでから演奏データを入力する、極めて直感的なトラックです。また、セットになっているのでエフェクトを挿したりセンドしたりするのも簡単で分かりやすいのも魅力です。

■何のために MIDI トラックがあるのか?

例えばこんな状況をイメージしてみてください。オーケストラの曲を打ち込みしたいと思います。ご存知の通りオーケストラにはたくさんの楽器がありますから、楽器の数だけトラックを用意しないといけません。ここで②インストゥルメントトラックと③MIDI トラックを用意した場合の違いについて考えてみましょう。

インストゥルメントトラックは楽器とセットですから使用する音源を選択します。例えば HSE(HALion Sonic SE) とか HSO(HALion Symphonic Orchestra) とかですね。これを楽器の数だけ立ち上げると、どうでしょう?まず同じ Window がたくさん表示されてとってもゴミゴミした感じになりますよね。またそれぞれ別の音源として立ち上がるのでメモリ容量的にも無駄が多いです。

そこで登場するのが MIDI トラックです。MIDI トラックを使うと立ち上げる音源の数をグッと減らして効率的に音源を利用できるようになります。そのためにはまず、専門用語「マルチティンバー」を理解しないといけません。

■マルチティンバーとは何か?

マルチは「複数」をティンバーは「音色」を意味します。ですからマルチティンバーとは複数音色という意味です。そして最近の音源はみんなこのマルチティンバーに対応しています。つまり1つの音源で複数の音色を同時に鳴らすことが出来ると言うことです。最近の主流は16ティンバー対応で、1つの音源で同時に16の音色をロードして鳴らすことが出来ます。

ですから各 MIDI トラックをマルチティンバー対応音源の各ティンバーにリンクさせれば立ち上げる音源の数は1つでも複数の音色を鳴らすことが出来るわけです。これは MIDI トラックが音源と切り離されているからこそ出来るわけですよね。分かって来ました?

■MIDI トラックを効率的に使おう

ここまで分かればインストゥルメントトラックと MIDI トラックの使い分けが出来ますよね。インストゥルメントトラックはその音源で1つの音色しか使わないことが分かっている場合に選択します。例えばピアノ専用音源とか。

一方で MIDI トラックはその音源で複数の音色を利用する場合に選択するとプロジェクトをすっきり出来て見やすくなります。先ほどインストゥルメントトラックでピアノ専用音源と書きましたが、専用ではなく HSE のような総合音源の中からピアノも使う場合は、MIDI トラックにした方が良いでしょう。

■MIDI トラックの使い方

MIDI トラックを作成するのはインストゥルメントトラックを作成するのと同じですから、説明の必要はないでしょう。問題は音源とのリンクです。まず音源をロードしますが、Cubase の場合は「VST インステゥルメント」(F11)(Sonar の場合は「インステゥルメントを挿入する」だったかな?)を選択します。ここでは HSE をロードしてみましょう。

MIDI_Instrument.png HSE_Timber.png

マルチティンバーに対応している音源なら画面のどこかに1~16までの数字が書いてあるところがあるはずです。それを探してください。なければそれはマルチティンバー対応音源ではありません(D-Pro なんかはシングルティンバーですね)。この1~16にお好きな楽器をロードしてください。ロードできたら次はいよいよ MIDI トラックとのリンクです。

SelectInstrument.png SelectChannel.png

リンクはインストゥルメントの選択とティンバーの選択が必要です(Cubase についてお話します)。まず左画像黄色部分をクリックして「VST インストゥルメント」(F11)でインストールした音源(ここでは HSE)を選択します。そして、その右画像黄色部分でその音源のどのティンバーを利用するか選択します。普通ですね。これで MIDI トラックが鳴るようになります。

今回は MIDI トラックの基本についてのお話でした。次回は応用編として MIDI トラックにエフェクトを挿したり、別チャンネルから出力させたりする方法についてお話できたらと思います。それでは!




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  • Date : 2012-01-21 (Sat)
  • Category : Cubase
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最新コメント

Ewql買うならまずメモリ増やすでしょ……。
あと、マルチモニターするならi7でも7000円くらいのグラボをつけた方がいいと思います。

05/22 17:22 

初めまして。
Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
情報収集

05/18 23:23 Ryu

小さな動きがあるだけでも、動物使いさんがご健在だと伺うことができ嬉しく思います。
このコメントがプレッシャーになってしまっていたらすみません。
月並みな言葉です

05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

Ivory II Italian Grandは
別のピアノ音源の比較と同じ設定なんですよね?
こちらではとてもリアルで、ほうほうこれがItalianなのかと思ってしまいます
低音が上手なの

06/06 03:00 reira

1上等なデジタルグランドピアノという感じの音
2ちょっとこもったような音色。とにかく暗い、表現は豊か
3重厚な感じで透明感がある、演奏はやや平坦、余韻が綺麗

06/06 02:43 reira
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