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オリジナルの曲を作る(第4回:モチーフを引用する)


前回の記事はこちらから。

piano

今回はタイトル通り、作ったモチーフを上手に使い回すお話です。
どんなジャンルの曲でもそうなんですが、1つのリズムやメロディと言った「モチーフ」を曲全体で色んな形でアレンジして使い回す手法は良く用いられています。

モチーフを引用する箇所や範囲は様々ですが、これは要するに曲に対して統一感を持たせるための手法ですよね。それに聴いたことのあるリズムやメロディが再登場すると、聴き手は面白さ・新鮮さ、もちろん統一感も感じるんですよね。

それにこの恩恵は作曲者側にもあって、なんてったって同じメロディを使い回せばいいんだから新しいメロディを考えるより楽です。今はエコの時代でもありますし(笑)この「モチーフの引用」って方法を使わない手はありません!

引用のさせ方としてはこんなのがありますかね。他にもアイデア次第で色々出来ると思います。是非取り入れてみましょう!

 ①単純に2回くりかえす(2回目は少し発展させると面白いですね)
 ②長調のメロディが短調になる(またはその逆、転調したりも)
 ③曲の最初と最後を同じメロディで締めくくる(間奏で登場とかも)
 ④あるメロディのときに以前のメロディがバックで流れる
 ⑤アルバムの中で同じモチーフをアレンジを変えて用いる

①なんかはピアノ曲でも良く使われていますよね。同じ演奏を2回繰り返してあげることで聴き手にメロディの印象付けをする。②はオーケストラではお馴染みの手法。テンポや演奏する楽器も変わってとても面白いです。③は POPS でもよく使うんじゃないでしょうか。ピアノメロディで演奏が始まってピアノで締めくくるみたいな。④はパッフェルベルのカノンみたいな演出でしょうか。コード進行が同じメロディが2つあるならバックで流すと印象的になります。⑤これは編成の大きな曲に多いですね。

私の曲作りの中でもこれらの手法を組み込んでメロディを作っていきたいと思います。まずは①の小規模な引用から。前回、Aメロの前半メロディ(「思い出す」まで)を作成しました。今回はこの後半を、前半のメロディを引用して作ってみましょう。

 Aメロ
    こんなに風の 冷たい夜は    ←前半
    不意にキミを 思い出す     ←前半
    交わした言葉の 少なさが    ←後半
    かえって想いを 強くする    ←後半

 Aメロ前半メロディ(モチーフ)


まず考え方ですが、いくつかポイントがあります。
ポイントとか難しそうですが、結局言っているのは当たり前のことばかりです。

■ポイント1
Aメロ前半の最後を聴いてください。このメロディは終わったように聴こえますか?それともまだ続くように聴こえますか?よく分からない場合はこのメロディと比べてみてください。どちらが終わった感じがしますか?きっとこっちの方が終わった感じが強いと思います(テンポが全然違うな、おぃ)。



この理由はメロディ最後のコード進行が違うからなのですが、作曲法で説明すると「ドミナント」と「トニック」の違いと言うことになりますけど、そんな主要三和音のことなんかどーでもいいです。要はあなたが終わった感じにしたいかどうかが重要。

私はここはAメロ後半に続くために終わった感じにしたくありませんでした。でもAメロ後半は終わらなきゃいけないですよね。そして次にBメロが始まる感じ。これが1つ目のポイントです。Aメロ後半は終わった感じにする。

■ポイント2
2つ目のポイントは、聴き手に引用だと分からなければいけないこと。ですから後半の出だしは前半とほぼ同じ形にして、「おんなじメロディが始まったよ」って気付かせてあげる。同時にメロディのコード進行を大きく変えないと言うことも大事ですよね。コード進行が変わると違う印象のメロディに聴こえてしまいます(でも最後は終わった感じに変えます 笑)。

■ポイント3
3つ目は、前半より印象的であること。どんな曲でもそうですが繰り返しをするときは後から聴く方をよりインパクトの強いものにしないと聴き手が飽きます。普通は1回目より高い音を使ったりリズムをシャープにしたり大きく歌ったりしますが、インパクトを与えられればその逆でも何でもいいです。モチーフを楽しくアレンジしてみましょう。

これらのポイントを押さえると割りと簡単にAメロ後半が作れます。後半の各行のうち、前側「交わした言葉の」「かえって想いを」に全く同じメロディを適用して後ろ側だけを変えたりしてもいいと思います。また、前回紹介した言葉のリズムとイントネーションの方法を合わせて使ってみてもいいですね。
いくつか作ってみましょう。







今回は一番シンプルなヤツを採用しますね。
こうしてまたクチャクチャ喋っているうちにAメロ後半も出来てしまいました。Aメロ全体をまとめるとこんな感じになります。歌ってみて違和感がないか確認しましょう。次回は最も感情的な部分のメロディを付けていきます(こちらから)。



それでは。




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  • Date : 2012-02-04 (Sat)
  • Category : 作曲
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05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

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