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オリジナルの曲を作る(第5回:最も感情的な歌詞から考える)


今日は前回からの続きでメロディー作りのアプローチについて私流を書いていきます。前回までは論理的な思考でメロディを作ったので文章としても比較的表現しやすかったのですが、今回からは感性の割合が高くなっていきますので難しいですね。今回は「②最も感情的な歌詞(いわゆるサビ?)から考える」を実践してみます(お話が見えない方はお手数ですがこちらの初回からお読みください)。

(ひとこと:毎回ピアノのメロディばっかりで、ぶっちゃけつまんないですよね(笑)。そんな方はこの記事の最後を読むとちょっと読む気が出るかも、、、笑)

さて、曲にも詩にも盛り上がるところがあるわけで、そこが聴かせ所ですよね。私は温度を使って曲の盛り上がりを探しますので(こちら)、歌詞の中から最も温度の高い(低い)箇所を探します。歌詞はこちら。普通はCメロにあるんですよね(笑)。

---------------------------------------------------------

こんなに風の 冷たい夜は
不意にキミを 思い出す
交わした言葉の 少なさが
かえって想いを 強くする


同じ匂いを 持つキミの
せつなさ か弱さ はかなさを
そばで抱きしめ あたためることも
できはしない ボクだけど


せめて今夜は ぐっすりと 眠れますように
ちいさな星の 瞬きに 願いを 託す
---------------------------------------------------------

確かにCメロの2行目は温度が高そうです。『「瞬きに」が一番だ』と言う方もおられれば『いや、「託す」だ』って人もいるでしょう。それは感性なのでどっちでもいいのです。私は「瞬きに」が一番かなぁ。で、この詩を良く見ると、もう1つ反対にものすごく温度が低い箇所がありますよね。Bメロの2行目です。ここだけ詩が3つに割れて他と形も違うので、作詞者が何か言いたげなのは間違いないんですね。

この2つが分かると、メロディをどのように構成したらいいか概略が見えてきます。Bメロの2行目は最も温度が低いですから、最も暗く悲しいメロディを配置する。と言うことは1行目はその導入でなければなりません。そして、2行目の暗さを過ぎるとCメロに向かってだんだん緩んでいき、Cメロの2行目で最も暖かいメロディを配置する。

勘違いして欲しくないのは、「温度が低い=メロディが暗い(短調)」は正解ですが、「温度が低い=メロディの音程が低い」ではないこと。暗くても盛り上がりであるのでメロディとしては音は高く(つまり印象的に)するべきです。ですから、BメロとCメロで山が2つあるイメージですね。

で、なんでこんな概略を先に考えるかって言うと、初心者さんがメロディやフレーズが作れない原因って、メロディが浮かばないからじゃなくて浮かびすぎてどれも今ひとつに聴こえるからなんです。皆さんもそうじゃないですか?ちょっと出てきたけど後が続かないとか、前の方が良いと思い始めたとか、コード進行が似ていてダサく感じるとか、キーが少し高すぎる気がするとか。そう言うのをなるべく排除するために方向性を先に決めます。

■実際考えてみよう!

さて、では最初の盛り上がりであるBメロの2行目のメロディを考えて見ましょう。
ここは歌詞が3つに割れています。そして同じ内容の言葉(せつなさ・か弱さ・はかなさ)が韻まで踏んで並んでるんですね。だからものすごく強調したいってこと。なのでメロディも同じリズムを3回ぶつけます。そして同じものが繰り返される場合は2回目以降をより印象的にするのは何事でも共通です。例えばこんな感じ。音が段々高くなって最後ではじけてますよね。



そうすると、既に作成済みのAメロとの間に挟まれたBメロの1行目は、Bメロ2行目につなげるため(さらにはAメロとの違いを出すため)に少し暗めの導入にしつつBメロ2行目を暗示するようなメロディにしなきゃいけなさそうなのですが、Bメロ1行目は3つに割れてないんですよねー 汗)orz と言うことで、今回は無理やり3つに割ってみました(笑)。こんな感じ。



ちょっと言葉数が少なくって間がもってない感じです。正直困りました。色々試してみたものの最終的にやっぱりこれかな、、って。ただ、逆に考えれば音楽に余裕が出来たとも言えます。つまり空いたところは伴奏で埋めるわけです。私も含めて初心者の方って逆にこう言う余裕を持たせたメロディを作るのが難しかったりしませんか?昔の鬼束ちひろみたいな息継ぎする暇もないような、、、(笑)。メロディにぽっかり穴を開けてみるのも案外良かったりします。

と言うことで、今回は最も感情的な歌詞から考えてみましたが、もう1つヒントを挙げるとすれば、感性でメロディを付ける場合はピアノで弾いてはダメ。必ず口ずさむこと。同じメロディでも歌うのと弾くのでは全然印象が違います。ピアノで弾くとどんなメロディも白けてしまいます。これじゃ乗れないし濡れないんですよね(笑)。共感して頂けます?

っと、ここで重大なお知らせ?です(笑)。
実はこの曲、既にミキシングまで完成しておりまして、作詞者であるじょじょさんが歌ったものが出来上がっております。いずれまじめに記事にしますが、興味がありましたら是非お聴きください!ま、歌謡曲も初めて作ったわけですが、まぁまぁこんなものかと。このブログでは私が歌ったバージョンでも後悔公開しようかな(笑)。

jkt15786_1328930007_i.jpg
http://musictrack.jp/musics/44961

それでは。




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  • Date : 2012-02-11 (Sat)
  • Category : 作曲
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数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
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05/18 23:23 Ryu

小さな動きがあるだけでも、動物使いさんがご健在だと伺うことができ嬉しく思います。
このコメントがプレッシャーになってしまっていたらすみません。
月並みな言葉です

05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

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06/06 03:00 reira

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06/06 02:43 reira
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