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  1. Ryu

    Ryu

    2014-05-18 (Sun) 23:23

    初めまして。
    Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

    数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
    情報収集を怠っていたのですが、今回SynfulのTrialを使い倒してみて、
    これこそ自分が求めていた音源に一番近い姿だと確信に至りました。
    どうしても一言お礼を申し上げたくコメントした次第です。

    因みにpianoteq等の、他の物理モデリング音源、生歌・生楽器との相性
    も非常に良く、Synful単体の質感が、トラック全体に説得力を与える、
    といった結果になりました。
    副次的な産物として、Synfulで鳴らす=実際のフレージングの決め事を
    ある範囲忠実に抑えないと、異音が鳴って音楽に成らない所が出るので
    客観的なブレーキ、抑制になり、各楽器特性への理解度も深まります。
    編曲時にかなり助かりました。
    翻って、DFEモードOFFでリアルタイム録音した場合にも、ある程度は
    歌ってくれます。
    これは作曲時には大事な要素です。
    という事で単なる音源という枠から支援ツールの側面も垣間見えます。

    仰る通り「音楽家の、音楽家による、音楽家の為の」音源でした。
    貴重な情報ありがとうございました。

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物理モデリング音源いろいろ(第4回:オーケストラ音源 Synful)


物理モデリング音源の紹介を続けています。物理モデリング音源の紹介を続けています。今日はオーケストラ音源 Synful を紹介していきますね。

http://www.synful.com/

Synful_logo-orch.gif
サイトによれば、Synful はサンプリング音源でも物理モデリング音源でもない、全く新しい概念の音源だと主張しています。面白いですね。どういうことなんでしょうか。

Synful はリアリズムを追求するための何年もの研究・いくつかの特許・および実験・設計および過去の技術に対する問題点らを総合した結果、Reconstructive Phrase Modeling(RPM) 技術に辿り着いたと書いてあります。RPM って具体的にどんなものなんでしょうか?

RPM は各管弦楽器の演奏フレーズが記録されたデータベースを用いていて、これはノート単位で分離された形ではなく、全ての種類の奏法やフレーズを完全に音楽的なパッセッジとして記録されています。

MIDI 入力を受け取るとピッチ・音量・ノート間の周波数特性と重なりの量、ノートの長さなどから高度な先進アルゴリズムを駆使してデータベースからどのフレーズを再生すべきか判断します。で、この処理はリアルタイムに行われていて、入力の変化に応じて最適なフレーズを随時選択してつなぎ合わせ、伸ばしたり音程を変えたりしながら再生しているようです。

これはポルタメントにおけるスラーや舌を使った音程遷移、アグレッシブな速いボゥイング、長く優雅なビブラートやフルートの特徴である雑音的要素などに見て取れるみたいですね。なかなかいいじゃないですか。

その他の特徴についてはここに色々と書かれていますので、英語の読める人は読んでみてください。

http://www.synful.com/SynfulOrchestra.htm


■サンプル演奏を聴いてみよう!

トップページでサンプル演奏が聴けます。

音源確認のためには各楽器の音が個別に聴けた方が都合がいいです。覚えておきたいのは音源選びをするときに、アンサンブルサンプルしか聴かせない音源はもう一歩なことが多いと言うこと。Synful はその辺り、自信があるんでしょうね。ソロ音色をたくさん載せています。

特にいいなと思ったのが、上から2番目のストラビンスキー「春の祭典」。この曲は出だしが木管セクションで構成されていて各楽器の(独特な)演奏が聴けます。なかなかの再現だと思います。

それから12番めの「Bernstein Somewhere」も聴いてみてください。これはホルンのソロですが音量による音色変化が聴けるサンプルです。ホルンと言うのは男性を象徴する楽器なのですが(その昔、狩りで使われていたため)、音色の傾向は「オカマ」でして、女性っぽいふくよかな音と男性っぽい張りのある音の2つが表現できる楽器です。その再現を聴いてみてください(5番目の Ein Heldenleben「英雄の生涯」は男性っぽさ全開のソロサンプルですね)。

Synful.png SynfulPatch.png SynfulArticuration.png

■デモ版を使ってみよう!

Synful もご多分に漏れずデモ版が使えます。15日間の期限付きです。私も使ってみました。画面は至ってシンプルで若干不安な感じ。その分、操作は簡単でだれでもすぐに使えます。楽器の種類が少なく、チューバとか少しマイナーな楽器とかパーカッション系はありません。この辺は割り切りが必要です(2枚目の画像)。

「playing mode」には各楽器に応じたアーティキュレーション(奏法)や金管ならミュートなどのモードが選べるようになっています(3枚目の画像)。音色の傾向はヨーロッパ調。ド派手さよりも和の中に個性を主張する感じの音源です。個人的には好感が持てます。また、物理モデリング音源にしては珍しく「複雑さ」を感じさせる音色です。それが不安定さに感じる場面もあるのですが、良い方向に作用することもあり少し慣れが必要かもしれません。

面白いのが画面右の「expression」スライドバーで、動かすとクレッシェンドした時のように音色が変化していくのがわかります。なかなかいいと思います。これを MIDI CC に割り当てて、前回 Arturia の BRASS2 で紹介したブレス・コントローラで操作するとなかなか良い感じになるかもしれませんね。

全体的に感じたのは、この音源は「音楽家が作った音源である」ということ。個人的にはなかなかの好感触でした。上で紹介した RPM の特徴をもう少し理解できると、キーを離すタイミングやモジュレーションの動かし具合など、Synful の良さを引き出してあげられるような気がします。

先日紹介した WIVI も合わせて使ってみたので、その比較については次回紹介してみたいと思います(デモ期限大丈夫かなぁ)。期待せずにお待ちください。

デモ版ダウンロード:
http://www.synful.com/Download.htm

■価格は?

気になるお値段は、ズバリ!日本円で 40,800円です。そんなに高くないです。WIVI の1セクション分の値段で Strings/Woodwinds/Brass の3つが揃います。デモで使ってみた限り、この値段はそれなりのコストパフォーマンスがあると思います。

物理モデリング音源で動作が軽く、容量も小さい(134MB)ので直ぐにダウンロードできて手軽に使える音源であることもメリットだと思います。


それでは。




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  1. Ryu

    Ryu

    2014-05-18 (Sun) 23:23

    初めまして。
    Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

    数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
    情報収集を怠っていたのですが、今回SynfulのTrialを使い倒してみて、
    これこそ自分が求めていた音源に一番近い姿だと確信に至りました。
    どうしても一言お礼を申し上げたくコメントした次第です。

    因みにpianoteq等の、他の物理モデリング音源、生歌・生楽器との相性
    も非常に良く、Synful単体の質感が、トラック全体に説得力を与える、
    といった結果になりました。
    副次的な産物として、Synfulで鳴らす=実際のフレージングの決め事を
    ある範囲忠実に抑えないと、異音が鳴って音楽に成らない所が出るので
    客観的なブレーキ、抑制になり、各楽器特性への理解度も深まります。
    編曲時にかなり助かりました。
    翻って、DFEモードOFFでリアルタイム録音した場合にも、ある程度は
    歌ってくれます。
    これは作曲時には大事な要素です。
    という事で単なる音源という枠から支援ツールの側面も垣間見えます。

    仰る通り「音楽家の、音楽家による、音楽家の為の」音源でした。
    貴重な情報ありがとうございました。

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最新コメント

Ewql買うならまずメモリ増やすでしょ……。
あと、マルチモニターするならi7でも7000円くらいのグラボをつけた方がいいと思います。

05/22 17:22 

初めまして。
Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
情報収集

05/18 23:23 Ryu

小さな動きがあるだけでも、動物使いさんがご健在だと伺うことができ嬉しく思います。
このコメントがプレッシャーになってしまっていたらすみません。
月並みな言葉です

05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

Ivory II Italian Grandは
別のピアノ音源の比較と同じ設定なんですよね?
こちらではとてもリアルで、ほうほうこれがItalianなのかと思ってしまいます
低音が上手なの

06/06 03:00 reira

1上等なデジタルグランドピアノという感じの音
2ちょっとこもったような音色。とにかく暗い、表現は豊か
3重厚な感じで透明感がある、演奏はやや平坦、余韻が綺麗

06/06 02:43 reira
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