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VariAudio を使い倒せ!(第2回)


それでは、VariAudio を具体的に見て行きましょう。今日は基本的な使い方についてのお話なので、知っておられる方はちょっとつまらないかも。。。

まず、音楽についての小話を少々。
音楽には「縦の線」と「横の線」があります。それぞれ何を意味しているか分かりますか?縦の線は音の出るタイミングのこと。複数メンバーで演奏しているとき「縦の線を揃える」とはお互いの出音のタイミングを揃えることを意味します。そして「横の線」とは音程です。この基本的な考えに則り DAW は横軸に時間、縦軸に音程が取られているわけですね。

さて、VariAudio は音の横線(音程)を合わせるツールと思われがちですが、実は違います。VariAudio は音の縦線と横線の両方を同時に補正できるツールです。ですからボーカル収録で外した音程だけでなく、タイミングやロングトーンの長さ等も補正できるのです。しかも Cubase の標準機能であるため、他の画面やプラグインを立ち上げることなく同じ大画面でシームレスに行えますし、アンドゥやリドゥも Cubase 操作の一環としてシーケンシャルかつ無制限に行えます。しかも操作がスムーズでストレスを感じさせません。この便利さは他のツールを使ってみないと体験できません。健康と同じですね(笑)。

■VariAudio の基礎知識

まず、オーディオ素材をダブルクリックするとこんな画面が出てきますので「VariAudio」をクリックしましょう。すると解析処理がスタートします。長めのサンプルの場合、少しだけ時間がかかりますが、通常はそれほど気になるモノではありません。

Analyse.png

解析が終了すると、お待たせしました、歌声がキレイな7色に変化します(12色だよね 笑)。このカラフルなレクト(四角形)1つ1つを「セグメント」と呼びます。セグメントは VariAudio が解析の結果1つの音と認識した単位です。VariAudio のセグメント認識能力は高く、簡単に補正する分にはこのままでも十分使えます。

Rainbow.png

分割されたセグメントの音を1つ1つ確認することもできますよ。このボタンを押してみてください。そしてセグメントをクリックすると、ホラ、その部分だけ再生されるでしょ?心憎い機能ですね。もし音が出ない場合はこちらを参照してください。

VoiceOut.png

次に VariAudio は2つのモードから構成されています。「ピッチ&ワープ」と「セグメント」です。「ピッチ&ワープ」とはピッチ(音程)とワープ(音位置)を修正するモードのこと。通常はこちらを使用します。細かく補正を行う場合、セグメントを分割したりして VariAudio に「これはこういう風に認識した方がいいよ」と教えてあげる必要が出てきます。その場合は「セグメント」モードにして行うんですね。

PitchWarpSegment.png

で、VariAudio の唯一使いにくい点はこの「ピッチ&ワープ」と「セグメント」の切り替え動作なんです。これを左横のインスペクタからクリックで切り替えるのはストレスが溜まります。ここは TAB キーを押しましょう! TAB キーを押すと「ピッチ&ワープ」と「セグメント」が交互に切り替わります。これは非常に便利ですから是非覚えてください。

■セグメントモード

セグメントモードでは各セグメントの分断と長さの変更が行えます。経験的に分断はよく使いますが、長さの変更を使うことはあまりありませんね。なので分断についてのみ紹介しましょう。

セグメントモードにしてどのセグメントでもいいのでマウスカーソルを乗せてみてください(対象のセグメントが大きく見えるようにしておいてくださいよ)。すると縦軸にうっすらピアノが出てきますが、これはイイモデードなので無視して(笑)、マウスカーソルがハサミに変わる瞬間を見つけてください。このアイコンの時にクリックすると、その位置でセグメントが分断されます。分断できるのはハサミの時にセグメント下に表示される横線の範囲まで。それより両外は大人の事情により分断できません(笑)。

Snip.png

分断のコツは、バックの波形をよく見ること。通常、分断する目的は1つに認識されているセグメントを2音だと教えたいため。つまり、音の切り替わり部分ですから、そこは多少なり音量的に沈んでいる場合が殆どです。ですから波形が最も小さい箇所で分断するのがセオリー。実際に使用してみるとその意味が実感できるようになります。

■ピッチ&ワープモード

ピッチ&ワープは機能が多彩です。これはね、実演を交えながら説明した方がいいと思うので今日は表示面での紹介だけに留めましょう。まずは「ピッチ&ワープ」モードにしてください。そして編集したいセグメントをクリックしてみましょう。その部分だけカラーになりましたよね。

その状態でレクト(四角形)のいろんな位置へカーソルを動かしてみてください。クリックする必要はないですよ。するとカーソルがいろんなアイコンに変わると思います。Windows なら [Alt] キーを、Mac なら [Option] キーを押しながらも試してみてください。

Shift.png
音程を修正します。[Shift] や [Ctrl] を押しながら上下へドラッグすると、いいことあります。

Seesaw.png
シーソーのように中心を支点にして音程の傾きを変えられます。

Anchor.png DelAnchor.png
アンカーを設定したり解除したりできます。

EndUp.png
アンカーを支点にして音程を変えられます。

Warp.png
音の開始や終了位置を変更(ワープ)できます。

具体的な使用法は次回から紹介していきますね。それでは。




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  • Date : 2012-08-29 (Wed)
  • Category : Cubase
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Ewql買うならまずメモリ増やすでしょ……。
あと、マルチモニターするならi7でも7000円くらいのグラボをつけた方がいいと思います。

05/22 17:22 

初めまして。
Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
情報収集

05/18 23:23 Ryu

小さな動きがあるだけでも、動物使いさんがご健在だと伺うことができ嬉しく思います。
このコメントがプレッシャーになってしまっていたらすみません。
月並みな言葉です

05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

Ivory II Italian Grandは
別のピアノ音源の比較と同じ設定なんですよね?
こちらではとてもリアルで、ほうほうこれがItalianなのかと思ってしまいます
低音が上手なの

06/06 03:00 reira

1上等なデジタルグランドピアノという感じの音
2ちょっとこもったような音色。とにかく暗い、表現は豊か
3重厚な感じで透明感がある、演奏はやや平坦、余韻が綺麗

06/06 02:43 reira
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