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VariAudio を使い倒せ!(第4回)


さて、第3回で音程の大まかな部分を修正しました。まずはそこまでを聴いてみましょう。音程は割と良くなりましたね。その分、歌い回しとかリズムとかの違和感が目立つようになったでしょうか。一番おかしい部分を修正すると次におかしな部分が目立って聴こえるのは良くあることです。

Base.png



さて、今度はリズムとか縦の線を修正していきたいのですが、その前にワンランク上の修正方法について少しお話したいので上の VariAudio の図を拡大して良く見てください。

おかしかった部分の音程を修正したものですが、よく見るとそれぞれのセグメントがきちんと線の内側に入っていないですよね。例えば「ぐっすりと」の「っ」や、「ねむれます」の「む」のような音です。これは修正ミスをしているのではなく、わざとこうしているのです。なぜでしょうか?

それは、そのようにした方が良く聴こえるからです(少なくとも私の耳には)。きちんと修正したものと聴き比べてみましょうか?1つ目が全ての音をきっちりと修正したもの。もう1つが上図のように少し高めに音を合わせたもの。どちらがいいでしょうか? えっ?わからない?(笑) 高めに音を取ったものの方が明るく聴こえませんか? 特に「ぐっすりと」の部分は分かりやすいかと思います。




このように主旋になるものを周囲のピッチより高めに取ったり逆に低めに取ったりして明るさや重苦しさを出す手法はいろんなところで使われています。曲想に合わせて使い分けられるとより綺麗な旋律を聴かせることができるでしょう。ポイントは常に耳で聴いて自分がいいと思った音程に修正すること。機械の判定より自身の感性を一番に判断してください。

また、VariAudio は音声解析を 440Hz に基づいて行います。ですから楽曲が違うピッチであった場合、VariAudio を信じて補正すると全てがおかしく聴こえたりすることもあるので注意しましょう。このような場合の解決策としては、まず VariAudio で 440Hz ベースで修正した後にそのオーディオトラックに Pitch Correct をインサートして Transpose で全体をずらす方法がありますが、どちらにしても波形はあまり触らない方がベターです。

さらに、VariAudio を使ってハモリパートを補正する場合、この機能がとても役に立ちます。というのもハモリと言うのは VariAudio でぴったり補正すれば一番綺麗に聴こえるかといったらそうではないからです。これは12平均律と純音階のお話が絡むので詳細は別の機会に譲りますが、とにかく無思慮に VariAudio を適用するのは控え、一番気持ちのいい音程を探す努力をすることが大切だと言う事です。


さて、では VariAudio で僅かに音程をシフトさせるにはどうしたらいいでしょうか?それはピッチ&ワープモードで Shift キーを押したまま目的のセグメントをドラッグします。滑らかにシフトしていくのが分かりますね。もう1つ、Ctrl キーを押しながらドラッグすると、現在の「ずれ量」を維持したまま上下の音程に飛んでくれます。ま、これはあんまり使いませんけどね(笑)。


それでは次回からは縦の線(リズム)を補正して行きましょう!音楽が劇的に良くなりますよ!!


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  • Date : 2012-09-19 (Wed)
  • Category : Cubase
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この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

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