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HALion Symphonic Orchestra はどこまで出来るのか?(第5回)



少し間が開きましたので再開したいと思います。
Cubase 付属の? HALion Symphonic Orchestra を使ってどこまでオーケストラがらしく聴こえるのか?
今日は5回目で、イングリッシュホルンのいよいよラストに入ります。

※お話の流れがわからない方はこちらからお読みください。

今日は大変な事件が発生します。
イングリッシュホルンのソロもラストと言う事で、音もだんだんと高くなっていきます。
最後の盛り上がりの部分でイングリッシュホルンと同じメロディをファゴットもなぞって音に膨らみを持たせるのですが、メロディの一番高い音 F4 が、ない!、ない!、出な~い!

Fagotto


よりによってソロの一番目立つところで、そこに向けて人が一所懸命クレッシェンドとかしてあげてるのに、ない!、ない!、出な~い! ファゴットって楽器を調べてみても F4 は出ることになってます。ちょっと、Steinberg ふざけ過ぎじゃあないかい? 今なら許す、すぐにファゴット奏者に電話して収録して。お客さん待ってるから。

よ~し、こうなったらピッチベンド全開で1つ下の音を無理やり上げてしまおう!
ファゴット、ピッチベンド効かね~!

(考察:アーティキュレーションによって音程をコントロール出来ない楽器の音源に対してはピッチベンドを無効にするような対応は個人的には反対です。確かに生音としてはあり得ない表現になるかもしれませんが、そういった音楽が作れても良いはずだと思うからですし、デジタルの価値ってそういうところにも見出せますよね)。

じゃあ、1つ下の音をフリーズして wav データに変換して、wav の音程を上げる?
う~ん、泥臭い。

最終的に採用したのが、ファゴットのインストゥルメントトラックを別に追加して、その1音だけを入力。
その後、ピッチが 442Hz になっているのを 455Hz まで上げる方法。打ち込みとしてはトリッキーな操作になったが音としては自然な感じ。

今日は、そのイングリッシュホルンとファゴットのソリのバックで流れるストリングスの打ち込みの様子をご紹介します。ヴァイオリン1・2,ビオラ、チェロ、コントラバスの5つですが、Cubase って複数のトラックを選択して「Enter」押すとこうやって複数トラックのキーエディタが1つにまとまって表示されます。便利ですね。

LargoStrings


次回はテンポの打ち込みを見て頂きましょうか。
それでは広い心で聴いてみてください(今回は曲の後半で音が大きくなりますので注意です)。



全体をお聞きになりたい場合はこちらをご用意しました(今できているところまで)。
loda.jp って音量大きくすると音が割れてしまいますね。音量を大きくしたい場合は皆さんのスピーカーの音を大きくしてみてください。
http://loda.jp/ongakuhiroba/?id=8#

(2011.10.19 追記) 第2作品目、NHK大河ドラマより「篤姫」オーケストラ打ち込み版が完成しました。例によって HSO のみで構成しています。1作品目より良い出来に仕上がっていますので是非聴いてみてください。
atsuhime
■NHK大河ドラマ「篤姫」よりオープニングテーマ
http://fxshelves.blog84.fc2.com/blog-entry-112.html

例によって打ち込みのポイント(苦労したところ)を紹介しておきます。

・いや、だからファゴットの F4 がないんだよ
・全体的に音が大きめなので、最後のミキシングの段階でもう少し修正しよう
・盛り上がりの部分のクレッシェンドは結構好き!
・テンポにメリハリを付けてみた
・盛り上がりの後半でテンポがゆっくりになる部分はストリングスをもっと小さな音からふわっ
 と出したい
・メロディーの最後の音の入りと音量はとっても気を遣った(多分演奏者もこの音は気を遣うと
 思うので)
・最後の音が柔らかい感じで聞こえたら成功!
・相変わらずテンポの操作には気を遣うが雰囲気が出せたときは楽しい
・テンポの操作に合わせてメロディーの音の切りのタイミングにも気を遣う
・ストリングスは基本レガートだがそれだとテヌートっぽくってカッコ悪いので音の終りに向け
 て音量を適宜抜く
・低音の伸ばしの音がバカっぽく聞こえないように、入りと終わり、メロディーの節目で音量を
 少し抜く
・ストリングの各楽器の入りのタイミングをずらして不完全さを出す(生演奏はもっと不完全)
・生演奏はもっと完全を目指しているのに打ち込みはもっと不完全さを目指してる矛盾が面白い
・クレッシェンド部はテンポを早く、ディミニエンド部はテンポを遅く演奏する

次回は主役が変わりまして、フルートが登場します。
どんな音で鳴るか楽しみです。こちらから。





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最新コメント

Ewql買うならまずメモリ増やすでしょ……。
あと、マルチモニターするならi7でも7000円くらいのグラボをつけた方がいいと思います。

05/22 17:22 

初めまして。
Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
情報収集

05/18 23:23 Ryu

小さな動きがあるだけでも、動物使いさんがご健在だと伺うことができ嬉しく思います。
このコメントがプレッシャーになってしまっていたらすみません。
月並みな言葉です

05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

Ivory II Italian Grandは
別のピアノ音源の比較と同じ設定なんですよね?
こちらではとてもリアルで、ほうほうこれがItalianなのかと思ってしまいます
低音が上手なの

06/06 03:00 reira

1上等なデジタルグランドピアノという感じの音
2ちょっとこもったような音色。とにかく暗い、表現は豊か
3重厚な感じで透明感がある、演奏はやや平坦、余韻が綺麗

06/06 02:43 reira
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