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HALion Symphonic Orchestra はどこまで出来るのか?(第8回)



震災の状況も改善方向の兆しが見え始めてきましたので、一刻も早い復興を祈りつつブログを再開します。改めまして被災者の皆様方にはお見舞い申し上げます。


もう説明の必要もないと思いますが、今回は第8回です。
お話が見えない方はこちらからお読みください。

Horn

前回はストリングアンサンブルを聴いて頂き(こちら)、ちょっとした打ち込みの技をご披露しました。今日は第1回から始まった最初の段落の締めくくりになります。

思い返せば、第一段落は、イングリッシュホルンのゆったりしたメロディーから始まって クラリネット・ファゴット・オーボエ・フルートの複合パートへとメロディーを引き継いで行きましたが、今回はその再現部になり初回とは異なるニュアンスで聴かせてくれます。
第3回~第5回でお聴かせしたメロディーラインと聴き比べてみると違いがわかって面白いかもしれませんね。

最後にゆったりとしたストリングを聴かせてくれて、次の段落へ向けてホルンのソリが入ります。今回の聴きどころは、ズバリこのホルンです!
今までホルン単体で聴いて頂いたことはないハズですので、HSO のホルンの音を聴いてみてください。高音部は少し薄い気がしますが中低音部のふくよかな音色がらしさを出していて私は結構気に入っています。



全体をお聞きになりたい場合はこちらをご用意しました(今できているところまで)。
loda.jp って音量大きくすると音が割れてしまいますね。音量を大きくしたい場合は皆さんのスピーカーの音を大きくしてみてください。
http://musictrack.jp/musics/38724
http://loda.jp/ongakuhiroba/?id=9#

(2011.10.19 追記) 第2作品目、NHK大河ドラマより「篤姫」オーケストラ打ち込み版が完成しました。例によって HSO のみで構成しています。1作品目より良い出来に仕上がっていますので是非聴いてみてください。
atsuhime
■NHK大河ドラマ「篤姫」よりオープニングテーマ
http://fxshelves.blog84.fc2.com/blog-entry-112.html

打ち込みについてですが、まずイングリッシュホルンの再現部については各音のアタックが強くならないように音の出だしの部分の音量を少し削ります。また、次の音とのつながりが不自然にならないように音の最後も滑らかに削ります。

この削り取りの量なんですが、曲の雰囲気に合わせて全て変えるべきだと思います。
ゆっくりと削ったほうが良い場合と、スッと落としたほうが良い場合があります。全ての楽器に言えることですが、演奏者の気持ちになって考えてみると分かりやすいと思います。

バックで流れるストリングスもレガートですから音が切れないように同様の処理を行います。ストリングスの場合は複数楽器ですから、あえて音の出や切りのタイミングをずらしてやることも大切です。ストリングス単体で聴いてみて不自然さがなくなるまで調整を行い、その後にメロディーを乗せるとうまくいくと思います。

さて、HSO の打ち込みをしている中で、ある重要な欠点に気付きました。
この現象が、Vln solo long XSwitch_16 だけで発生するのかどうかは分かりませんが、小さな音量で鳴らしたとき、ソロ音源で xswitch であるにも関わらず後から入ってくる音があるということです。この遅れる音は、音量を下げれば下げるほど顕著に遅れる傾向があるようで、ピアニッシモを再現できません。

今回のフレーズの場合、クラリネットとファゴットのハーモニーが終わった後にストリングスのピアニッシモがありますよね。その最初の音の出なんですが、主旋律のバイオリンの音量変化がおかしいと思いませんか?急に大きくなったような。

CC11 Expression はいじらず、Main Volume で音量変化をつけてみても同じ結果でした。
HSO のストリングスには "Body" と "Air" と呼ばれるパラメータがあり、その名の通り楽器本来の音色と空気感をそれぞれ調整できる機能が備わっているのですが、この空気感の音が小音量の際に後から入ってきているように聴こえます。

こういう細かな部分の完成度は HSO は今ひとつ(他の音源はわかりませんが)ですね。そこまで求めるのは酷かもしれませんが、ピアニッシモの部分は聴衆が聴き入る部分であり、非常に恥ずかしい事になりますので出来れば修正してもらいたいです。

HornDTM

さあ、最後にホルンについてですが、如何だったでしょうか?
ホルン独特の暖かい感じが出ていましたか?暖かみを出すために音量を真ん中で膨らませています。つまり、ある1つのロングトーンに対して出と切りをいつも通り削り、真ん中を少しだけクレッシェンド・デミニエンドさせるのです。すると、ホルンらしさが増します。実際の演奏者も無意識にやっているのではと思います。

それからホルンは大胆に音の出のタイミングをずらしています。2つの音がズレているのが聴き取れると思います。こうすることで不完全さが生まれて生っぽく聴こえませんか?

さあ、次回は段落が変わりまして非常に切ない、オーボエとフルートのメロディーを聴いて頂きます。私がこの曲で最も好きな部分です。実は私がこの曲を選定したのはここをやりたかったからなんです。テンポが目まぐるしく変化する、打ち込みにとっては非常に厳しい部分です。お楽しみに!

こちらから。

余談:ホルンって、あのラッパの部分、くるくる回して外せるんですよ!!外したらかっこ悪っ!




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最新コメント

Ewql買うならまずメモリ増やすでしょ……。
あと、マルチモニターするならi7でも7000円くらいのグラボをつけた方がいいと思います。

05/22 17:22 

初めまして。
Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
情報収集

05/18 23:23 Ryu

小さな動きがあるだけでも、動物使いさんがご健在だと伺うことができ嬉しく思います。
このコメントがプレッシャーになってしまっていたらすみません。
月並みな言葉です

05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

Ivory II Italian Grandは
別のピアノ音源の比較と同じ設定なんですよね?
こちらではとてもリアルで、ほうほうこれがItalianなのかと思ってしまいます
低音が上手なの

06/06 03:00 reira

1上等なデジタルグランドピアノという感じの音
2ちょっとこもったような音色。とにかく暗い、表現は豊か
3重厚な感じで透明感がある、演奏はやや平坦、余韻が綺麗

06/06 02:43 reira
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