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VI VIENNA DIMENSION BRASS レビュー


VIENNA DIMENSION BRASS

今日は VIENNA の革新的なオーケストラライブラリである VI VIENNA DIMENSION BRASS / STANDARD を紹介したいと思います。VIENNA と言えば VIENNA Instruments に代表されるオーケストラ音源のフラグシップブランドですが、その VIENNA がなぜか BRASS ライブラリだけ新しくリリースしてるんですね。なぜでしょうか。

まずは VI VIENNA DIMENSION BRASS とはどんな音源なのか?、VIENNA Instruments と何が違うのか?見てみましょう。



如何だったですか?って英語じゃーん!って人も多いと思いますので要約すると、ポイントは2つあります。1つはブラスアンサンブルを楽器単位で構成したこと。もう1つはヒューマナイズ機能です。

1つめの機能はムービーの前半で説明されています。VI VIENNA DIMENSION BRASS は4トランペット、4ホルン、4トロンボーン、ローブラスセクション(チューバ・ベーストロンボーン等)の4つのセクションが収録されています。そして、通常それぞれのセクションはその楽器をセクションメンバー全員で同時に演奏したアンサンブルとして収録されています。

しかし、VI VIENNA DIMENSION BRASS はセクションメンバー1人1人を個別に収録し、それを平行して鳴らす事でアンサンブルを構成している点が新しいのです。つまり、実際の演奏と同じだと言うことです。このため詠い文句に「かつてない正確性と再現性を誇る」とあるわけですね。

なるほど、確かにこうすると表現のバリエーションが広がりそうですね。収録された各メンバーの音は自由に組み合わせて演奏させることが出来ます。また、小編成のアンサンブルも組めますし、ソロで演奏するにしても4つのソロがあるわけです。アーティキュレーションも全ての楽器で等しく収録されていますから、どれを選択しても問題ありません。収録されている音も専用のマイクを使って 24bit サンプリングされており、デモで聴く限り申し分ありません。

VIENNA

次にヒューマナイズ機能ですが、これはドラム音源など、他の色々な音源でも搭載されているのでご存知の方も多いと思いますが、演奏に曖昧さを付加する機能です。人間ですからいつも完璧な音程で演奏できるわけではないわけで、VI VIENNA DIMENSION BRASS の場合、音質、各楽器のアタックからリリースまでの音程を自由にヒューマナイズできるようです。また、その量(どれだけ曖昧さを持たせるか)の調整も簡単に行えますし、あらかじめ幾らかのプリセットも用意されています。デモの中で聴く限り、確かに多少のヒューマナイズを加えたほうがより実際の演奏に近く聴こえます。いいですね~。

欲を言えば同じアーティキュレーションでも複数収録してランダムに切り替えるような実際的なヒューマナイズ機能が搭載されていればもっと良かったと思いますが、ドラム音源ならまだしもオーケストラ音源でこれを要求するのは数が多すぎてちょっと酷でしょうか。

マイナスポイントを挙げるとすればパッケージのデータサイズが最新のオーケストラ音源としては 13.6GB と小さめであることと、価格が高いことでしょうか。

まずデータサイズですが、同じく VIENNA からリリースされている定番の BRASS 音源 VI BRASS 1 / STANDARD は 51GB あります。この差は搭載されているアーティキュレーションの種類が少ないことに起因しているように見えます。チョット凝ったことをしようとすると「アーティキュレーションがない!」ってことになるかもしれませんね。

VIVDB
ちなみに先日紹介した EAST WEST 最新 BRASS 音源 HOLLYWOOD BRASS(こちら) は 150GB(GOLD EDITION は 20GB)です。VIENNA の音源は独自の圧縮技術によって容量が 2/3 程度になっていますから、だいたい EAST WEST HOLLYWOOD BRASS GOLD EDITION と同じサイズと言えるでしょうか。ただし、この GOLD EDITION はフラグシップである DIAMOND EDITION と同じだけアーティキュレーションを搭載しており、その録音精度(16bit)とマイクポジション数が異なることによって容量が小さくなっています。アーティキュレーションだけを純粋に比較した場合、HOLLYWOOD BRASS の方が多いわけです。

VI VIENNA DIMENSION BRASS は 24bit で専用マイクを使って収録していますので、音質面からの妥協はありません。 EAST WEST HOLLYWOOD BRASS GOLD EDITION と比較した場合、その音質をとるか、アーティキュレーションの数をとるかと言った選択になろうかと思います。

価格は VIENNA シリーズはお高くとまってますので致し方ないところでしょうか。これでも円高差益還元して少し安くなった方なのですが、、、。最近の円高は拍車がかかっていますし、もう1回価格改定をして欲しいところです。あと、VIENNA の場合別売の VIENNAキーが必要となるのも痛い所です。

個人的には EAST WEST HOLLYWOOD BRASS の攻勢を受けた VIENNA の出方を窺いつつ、EAST WEST HOLLYWOOD BRASS が値下がりするのを待つのがいいかなと思っています。皆さんは如何ですか?ただ、この DIMENSION BRASS、クリプトンにおけるカテゴリー売り上げ No.1 商品らしいですよ。デモソングも聴きましたが、ブラスバンドの打ち込みをするには最適かもしれませんね。

■VI VIENNA DIMENSION BRASS デモソング
http://www.crypton.co.jp/mp/do/prod?id=34270

お勧めのデモは1曲目ですね。演奏はぎこちないところがありますが(特にトランペット)、全ての BRASS 関連楽器の音が聴けますし、各楽器のクレッシェンドの自然さも聴けると思います。6曲目は特殊なアーティキュレーションの収録が聴けます。4曲目にはあの、スターウォーズのメインテーマもありますよ!(音源試聴の参考にはあまりなりませんが)。




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最新コメント

Ewql買うならまずメモリ増やすでしょ……。
あと、マルチモニターするならi7でも7000円くらいのグラボをつけた方がいいと思います。

05/22 17:22 

初めまして。
Pianoteqの情報から物理モデリング音源の記事という経緯で拝読しました。

数年前Viennaの試用感から、DTMでの管弦楽再現にある種諦観を抱き、
情報収集

05/18 23:23 Ryu

小さな動きがあるだけでも、動物使いさんがご健在だと伺うことができ嬉しく思います。
このコメントがプレッシャーになってしまっていたらすみません。
月並みな言葉です

05/07 03:48 たつろす

篤姫のピアノカバー感動いたしました。
この曲のピアノカバーはいくつか聴きましたが、動物使い様のものが私は一番好きです。

10/25 00:38 mikan

Ivory II Italian Grandは
別のピアノ音源の比較と同じ設定なんですよね?
こちらではとてもリアルで、ほうほうこれがItalianなのかと思ってしまいます
低音が上手なの

06/06 03:00 reira

1上等なデジタルグランドピアノという感じの音
2ちょっとこもったような音色。とにかく暗い、表現は豊か
3重厚な感じで透明感がある、演奏はやや平坦、余韻が綺麗

06/06 02:43 reira
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